8月のおばんざい

Aug.SUMMER

「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをご紹介

夏野菜洋風三種

obanzai

暑い夏をのりきるのに、7月、土用の丑に鰻を食べる風習が、今も受け継がれています。充分な水分と、汗をかくので適度の塩分が必要ですが、やはり日頃の毎日の食事を、大切にしたいものです。野菜や、肉、魚、乳製品等、色々な素材で、和風、洋風とこだわらないで、食が進むように工夫してください。かぼちゃの煮物は苦手だけれど、このスープは大好きと言う人がいました。茄子も煮物や、炒め物にしますが、少しひき肉とあわせることで、栄養たっぷりの豪華な一品になりました。キッチンにたつのも暑いですが、家族の健康がなによりと思い、是非作ってみてください。


夏野菜

「夏野菜」
夏野菜
美味しい野菜の見分け方をご紹介しましょう。 トマト:ヘタが緑色でぴんと張っているものが新鮮な証拠です。また、丸く、張りがあり重量感のあるものを選んでください。 なす:紫の色が濃く、表面にしわがなく、つやのよいもの。ヘタのとげが鋭く、パンッ!とはちきれそうなものが美味しいナスのサインです。 かぼちゃ:ヘタがコルク状でひび割れている、皮が固い事。大きさの割に持ってずっしりと重たい物です。カットしたカボチャは、種がびっしりと詰まって、乾燥していない物。果肉が厚いものです。

夏かぼちゃのスープ

作り方

1.野菜は、それぞれ薄く切っておく。

2.鍋にバターを入れ、1の野菜を軽く炒め、塩、胡椒をしてから、水400ccと、コンソメ1個とローリエの葉をいれて、野菜が柔らかくなるまで煮る。

3.2の葉をとったものを、ミキサーにかける。

4.氷水で冷やしながら、3のスープを漉す。

5.牛乳と、生クリームを入れよくかき混ぜて味をみながら塩、胡椒で味を整える。

6.冷蔵庫で冷やし、浅葱刻んで添える。


材料(4人分)
かぼちゃ:200g
玉葱:半個(50g~100g)
セロリ:20g
牛乳:200cc
生クリーム:100cc
塩:少々
胡椒:少々
バター:少々
チキンコンソメ:1個
浅葱:少々

Point
しっかり丁寧に漉すと、まろやかなスープになりますので、手を抜かないでね!味はお好みですが、ちょっと薄いぐらいで、ちょうどいいかもしれません。

トマトサラダ

作り方

1. 玉葱はスライスして、水でさらし、堅く絞っておく。

2.トマトは皮をむき、輪切りにしておく。

3.Aの調味料を混ぜ合わせドレッシングを作っておく。

4.容器に1と、2を交互に入れ、3のドレッシングで漬けて、1~2時間冷蔵庫で冷やしてから頂く。



材料(4人分)

トマト:4個
玉葱:1個
青じそ:4枚

A
ドレッシング
酢:大さじ2
サラダオイル:大さじ2
(オリーブオイルでも良い) 塩、胡椒:少々
しょう油:小さじ1
砂糖:小さじ1
マスタード:小さじ1

Point
小芋を炊くときは、落とし蓋を忘れずに。串が通るようになったら、火が通った証拠です。

茄子のグラタン

作り方

1.茄子は縦に4枚に切り、水につけてからざるにあけておく。

2. ベーコン、生しいたけ、玉葱はそれぞれ細かく切っておく。

3.2をバターで軽く炒めておく。

4.3をさましたものを、ミンチとあわせ、 Bの材料をボールに入れ手でよくこねておく。

5.1の茄子をサラダオイルで焼いておく。

6.グラタン皿に、5の茄子をしき、 4のミンチと茄子を二層にした上に、パン粉を少しふり、パルメザンチーズをおろしてふり、オーブンで焼き上げる。



材料(4人分)

牛ミンチ:300g
ベーコン:1枚
生しいたけ:2枚
玉葱:1個
茄子:4個
バター:少々
サラダオイル:少々
パルメザンチーズ:少々

B
卵:1個
パン粉:大さじ2
ケチャップ:大さじ1
マスタード:小さじ1
ニンニク:一片
塩、胡椒:少々
ナツメッグ:少々

Point
美味しいお肉はいい色です。牛ひき肉だけではなく、合い挽きにするのなら、合い挽きになっているっものではなくて、牛と豚の挽肉を、合わせた方が美味しいですね。このままハンバーグにしても美味しいです!

京のおばんざい