5月のおばんざい

May.SPRING

「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをご紹介

豆ごはんと生ぶしとふきの炊き合わせ

obanzai

とても爽やかな季節になって来ました。木々の緑も美しいですが、ちょっと塩のきいた豆ご飯!美味しいですね。子供の頃、生ぶしと蕗のたいたんが、よくおそうざいで出てきましたが、蕗が苦くてにがてでした。でもあのほろにがさが春の味がして美味しいものです。近頃は少なくなりましたが、生ぶしもよく頂きました。魚を煮る時は、落とし蓋を忘れずにね。


えんどう豆

「えんどう豆」
えんどう豆
京野菜に限らず、旬の野菜で「えんどう豆」と「ふき」をとりあげました。「えんどう豆」はえんどうの身の部分です。むき身のものも出ていますが、自分で簡単にむけるし、さやから出すと風味も落ちやすいので、ぜひ、さやで買ってくださいね。

豆ごはん

作り方

1.米3合は1時間前に洗っておき、ざるにあけておく。

2.えんどう豆は皮をむいて、洗っておく。

3.炊飯器に1の米、水、2の豆、 Aの調味料を入れて炊きあげる。


材料(4人分)
米:3合
水:3カップ
えんどう豆:300g
(むいた豆1カップ)

A
酒:大さじ1
塩:小さじ1
昆布:6cm

生ぶしとふきと焼豆腐の炊き合わせ

作り方

1.ふきは、鍋に入る長さに切り、塩でもんでおいたものをゆで上げ、冷水でよく冷やしてから、皮を丁寧にむいて3~4cmに切っておく。

2.焼き豆腐は、八つ切りにしておく。

3.土生姜は薄く切ったものを細くきざんでおく。

4.鍋にBの調味料を入れ、煮立たせてから、生ぶしと3の生姜を入れ、落とし蓋をして、15分程弱火で煮る。

5.4の煮汁を別の鍋に移し、その煮汁が2倍になる位、出し汁でのばす。その中に2を入れ、5分程煮てから 1を入れ2~3分で火を止める。(ふきは色が変わるのであまり火を入れないようにする。)

6.三品を彩りよく器にもり、煮汁をかけて供する。



材料(4人分)

生ぶし:4切れ
ふき:1束
焼豆腐:1丁
土生姜:1片

B
酒:大さじ3
みりん:大さじ3
出し汁:大さじ3
薄口しょうゆ:大さじ2
濃口しょうゆ:大さじ1
砂糖:大さじ1

※生ぶしってなに?
今回使用したのものは、かつおの生ぶしです。かつおを蒸し上げたものを、なまぶしといいます。

※炊き合わせ?
それぞれの素材をそれぞれの持ち味を生かした方法で炊き上げ、盛り合わせた煮物です。

※落とし蓋
魚に煮汁がまわるように、鍋よりひとまわり小さい蓋を、魚の上においてたきます。なければ、アルミホイルで魚をおおって、煮ても結構です。煮物の煮汁は、多くても少なくてもおいしくありません。煮あがった時に少し煮汁が残るように、こころがけてください。それにはやっぱり落とし蓋がいるのです。
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